加賀友禅作家

加賀友禅作家とは加賀染振興協会に落款を登録している加賀友禅技術者です。
加賀友禅作家になるためには、工房を営む師の下で5年以上の修行を積んでふさわしい技量を身につけ、
同協会の会員2名(師匠ともう1名)の推薦を得て協会の会員資格を得る必要があります。
加賀友禅作家が制作したきものには、必ず作家の落款がしるされています。
落款制度は伝統工芸品である加賀友禅の品質の証であるとともに、作家の誇りの表れでもあります。

太田 昌伸

加賀友禅の伝統と技術を継承しながらも、オリジナルで現代に合うキモノや帯の創作を目指しています。また、加賀友禅をもっと身近に感じてもらえるよう「友禅スニーカー」・「名刺入れ」・「ストール」など商品開発も手掛けています。

 

経 歴

1997年     落款・雅号「太田昌伸」 加賀友禅工房 文庵 開設

2004年          第26回加賀友禅技術保存会「銅賞」

2007年          第33回加賀友禅新作競技会「中部経済産業局長賞」

2008年          石川の伝統工芸展「奨励賞」

2008年          加賀友禅伝統工芸士 認定

2011年          第33回伝統加賀友禅工芸展「銅賞」

2013年          第39回加賀友禅新作競技会「金沢商工会議所会頭賞」

2018年  イマジン・ワン・ワールド キモノプロジェクト参加

ウクライナ振袖製作


師匠/白坂幸蔵